こんにちは。訪問担当の山本です。皆様睡眠はしっかり取れていますでしょうか。
睡眠がしっかり取れていると免疫力が上がりインフルエンザやコロナなど病気に負けない身体をつくることができます。
睡眠は量 質 共に大切ですが量を確保するのは忙しい方は大変だと思うので今回は質に関して話しをしようと思います。
睡眠の質を向上させるためには、生活習慣や環境を整えることが重要です。以下のポイントを実践することで、深く質の高い睡眠を得られる可能性が高まります。
1. 規則正しい生活リズムを保つ
毎日同じ時間に就寝・起床することで、体内時計(サーカディアンリズム)が整い、自然な眠気が訪れやすくなります。休日でもなるべく同じリズムを維持しましょう。
2. 寝る前の習慣を見直す
就寝1~2時間前は、スマートフォンやパソコンの使用を控え、リラックスする時間を設けましょう。ブルーライトはメラトニンの分泌を抑制し、睡眠を妨げるため、代わりに読書やストレッチ、瞑想を取り入れると良いでしょう。
3. 適度な運動を行う
日中に適度な運動(ウォーキングやストレッチ)を行うことで、体温のリズムが整い、夜に自然と眠気が訪れます。ただし、寝る直前の激しい運動は交感神経を刺激し、逆に眠りを妨げる可能性があるため注意が必要です。
4. 寝室環境を整える
寝室の温度や湿度、光の環境を整えましょう。理想的な室温は16~22℃、湿度は50~60%程度です。また、遮光カーテンを使い、音を遮断することで睡眠の質が向上します。快適な寝具を選ぶことも重要です。
5. 食事とカフェインの摂取を見直す
寝る直前の食事やカフェイン・アルコールの摂取は控えましょう。特にカフェインは摂取後4~6時間の覚醒効果があるため、午後の摂取は避けるのが理想です。
6. ストレス管理を行う
ストレスが溜まると交感神経が優位になり、寝つきが悪くなります。深呼吸やヨガ、アロマテラピーを活用し、リラックスできる時間を作ることが大切です。
これらの方法を実践し、日々の睡眠の質を向上させましょう。
こんにちは。訪問担当の山本です。
今日は鍼灸のツボの話をしたいと思います。ツボは全部で361個あると言われていて正直あまり使わないツボもあります。その中でも万能と呼ばれているツボを5つ紹介します。
鍼灸でよく使われる万能のツボは、全身の調子を整え、さまざまな症状に効果が期待できます。それぞれの効果や位置を詳しく解説しますので、日々の健康管理に役立ててください。
1. 合谷(ごうこく)
位置: 手の甲の親指と人差し指の間、少し骨に寄ったくぼみ。
効果:
頭痛、肩こり、歯痛など上半身の痛みを和らげる。
自律神経の調整、ストレス緩和。
消化器系の不調にも効果がある。
ポイント: 「万能のツボ」として非常に有名で、手軽に刺激しやすい。
2. 足三里(あしさんり)
位置: 膝の外側、膝蓋骨(ひざのお皿)の下から指4本分下がったところ。
効果:
胃腸の不調、疲労回復、免疫力アップ。
脚のむくみや筋肉疲労の緩和。
全身の気力を高める。
ポイント: 長寿や健康のためのツボとして、古くから多くの人に活用されている。
3. 百会(ひゃくえ)
位置: 頭頂部、両耳を結んだ線と、眉間から後頭部を結んだ線の交点。
効果:
頭痛、めまい、不眠の改善。
自律神経の安定、精神的なリラックス効果。
血行促進による肌の健康促進。
ポイント: 軽いマッサージや鍼刺激で、心身のバランスを整えるのに有効。
4. 内関(ないかん)
位置: 前腕の内側、手首の横皺から指3本分肘側に進んだ中央。
効果:
吐き気や乗り物酔いの改善。
心臓や胸の不調(動悸、息切れなど)。
ストレスや不安の緩和。
ポイント: 胃腸の不調や精神的な緊張にすぐれた効果を発揮する。
5. 太渓(たいけい)
位置: 内くるぶしの頂点とアキレス腱の間。
効果:
腎臓の機能を高め、冷えやむくみの解消。
ホルモンバランスの調整。
腰痛、膝痛など下半身の痛みに効果的。
ポイント: 「腎経」の原穴であり、体全体のエネルギーバランスを調整する。
刺激の仕方
指圧: やや強めに指の腹で押しながら、ゆっくりと円を描くように刺激。
鍼・灸: 鍼治療では軽い刺激、灸では心地よい温かさを感じる程度で行います。
これらのツボは、どれも日常生活で使いやすく、幅広い症状に効果があります。自分自身のセルフケアにも取り入れてみてください。
こんにちは。
鍼灸師の長谷川です☺
今日は久しぶりに美容鍼のことについてお伝えしてみたいと思います。
美容鍼の特徴や他の美容施術との違い。
普段の施術をしながら知りたい方が多いように感じていますので、その点について書いてみます。
美容鍼を受けてみたいとお悩みの方のご参考になれば嬉しいです♪
1. 自然治癒力の促進
美容鍼は身体の持つ自然治癒力を生かした施術方法です。
薬を使わずハリの刺激による肌の再生やコラーゲン生成を促進します。
一般的な美容施術(ボトックスやヒアルロン酸注射など)は、薬剤や外部からの物質を注入して即効性を求めるのに対し、美容鍼は自己再生を促すアプローチとなります。
2. 肌へのダメージが少ない
美容鍼は極細の鍼を使用するため、皮膚へのダメージが少ないのが特徴です。
外科的な施術や強力なピーリングに比べ、リスクや副作用が少ないのもメリットです。
3. 顔の筋肉や血流の改善
美容鍼は顔の表面だけでなく筋肉にも働きかけます。
筋肉の緊張をほぐし、血流やリンパの流れを改善することで、むくみやくすみが解消されることが期待されます。
これにより、肌のトーンが明るくなり顔全体のリフトアップ効果もあります。
4. 体調不良へのアプローチが可能
美容鍼は美容だけでなく目の疲れやストレスの軽減等の身体のお悩みの改善も期待されます。
内面からの美しさを目指し、美容と健康の両方に働きかけることが特徴です。
5. 長期的な改善効
美容鍼の効果は即効性よりも持続性が特徴です。
肌の自然なターンオーバーやコラーゲンの生成を促すことで、長期間にわたって効果が持続することが期待されます。
簡単なご説明になりましたが、ご参考になれば嬉しいです😊
ご興味を持たれた方は、下記をクリックしてお気軽にトライアルからお試しください♪
☟
美容鍼お試し2回トライアル
こんにちは。
総合治療院ハレノヒ、院長有水です。
今日はシーバー病(セーバー病)成長痛のお話をさせていただきます。
成長期の子供たちに特有の症状として知られる「成長痛」。その中でも「シーバー病」は、かかとの痛みを伴う疾患としてよく見られます。運動をする子供に多く、適切な対処をすることで症状を和らげることが可能です。今回はシーバー病の原因や症状、対策についてお伝えします。
【シーバー病とは?】
シーバー病は、医学的には「踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)」と呼ばれる疾患です。主に8~14歳頃の子供に発症し、特に運動を活発に行う子供に多く見られます。成長期の子供の骨は柔らかく、成長軟骨と呼ばれる部分があるため、繰り返しの衝撃や負荷に弱い特徴があります。この軟骨部分が炎症を起こし、痛みを引き起こすのがシーバー病です。
◎主な症状
かかとの痛み:歩行時や運動後に強く感じることが多い。
かかとの腫れや圧痛:押すと痛みを感じる。
動きの制限:痛みのために運動を続けられない場合がある。
症状は片方のかかとに現れることもあれば、両足に起こることもあります。特に、ランニングやジャンプなどの繰り返しの動作をするスポーツをしている子供に多く見られます。
◎シーバー病の原因
成長軟骨への負担
子供の骨は成長の過程で未成熟な部分が多く、特に踵(かかと)では骨とアキレス腱が接続している成長軟骨が負担を受けやすいです。
◎運動の影響
サッカー、バスケットボール、野球、陸上競技など、足に強い負荷がかかるスポーツをしている子供は、踵に過剰な衝撃がかかることが原因になります。
◎靴の影響
クッション性の低い靴やサポート力が不十分な靴を履いている場合、衝撃が直接踵に伝わりやすくなります。
◎対策と予防
休息を取る
痛みを感じる場合は運動を中止し、足を休めることが最も重要です。運動後にかかとが痛む場合、氷で冷やして炎症を抑えると症状が和らぎます。いわゆるアイシングです。無理をして運動を続けると症状が悪化する可能性があります。
◎ストレッチと筋力強化
アキレス腱やふくらはぎのストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つことで負担を軽減できます。また、体幹や下肢の筋力を強化するトレーニングも予防に役立ちます。
【最後に】
シーバー病は成長期に起こりやすい一時的な症状ですが、適切な対応をすることで痛みを軽減し、子供の健やかな成長をサポートできます。運動や日常生活に支障をきたさないよう、子供の声に耳を傾け対処していきましょう。
ハレノヒではシーバー病の施術を行っています。どこに行っても良くならない方、一度お試しください。

こんにちは。
総合治療院ハレノヒの有水です。
今回は分離症と腹圧についてお話しを少し書いていきたいと思います。
先日、小学6年生になる息子も軽度の分離症になってしまいました。
普段から気を付けいていてもなってしまう事があると、改めて思いました。
知識はあって損はないので是非お読みください。
【腹圧と分離症の関係について】
小中学生が腹圧が弱い場合、直接的に分離症(脊椎分離症)になりやすいという科学的根拠は明確ではありません。しかし、間接的な関係は考えられます。
【腹圧と体幹の安定性】
腹圧(腹部の内圧)は、体幹を安定させるために重要です。体幹が不安定だと、特にスポーツや日常の動作で腰に過剰な負担がかかる可能性があります。これが蓄積すると、脊椎のストレスが増え分離症のリスクが高まることがあります。
【小中学生の成長期特有のリスク】
成長期には骨が未成熟で、繰り返しの過負荷やスポーツ特有の動き(ジャンプ、急激な回旋動作など)で分離症が発生しやすいです。体幹の筋力(特に腹筋・背筋)が弱いと、これらの動作で腰椎に過剰なストレスがかかる可能性があります。
【腹圧を鍛えるトレーニング方法】
腹圧を高めるトレーニングは、小中学生でも安全に実施できるものを選ぶことが大切です。以下のトレーニングを取り入れることで体幹を強化し、腹圧を高める助けになります。
1. ドローイン(Draw-in)
①仰向けになり、膝を立ててリラックスします。
②お腹を軽く引っ込めるように息を吐きながら、下腹部に力を入れます。
③呼吸を止めずにその状態を10~15秒間キープ。
④これを10回繰り返します。
※ポイント: 腹筋を引き締める感覚を意識し、背中を反らせないようにします。
2. プランク(Plank)
①腕立て伏せの姿勢をとり、肘を地面につけて体をまっすぐ保つ。
②お腹を締めて、体を一直線に保ちながら20~30秒キープ。
③慣れてきたら時間を増やす。
※ポイント: 腰が下がったり、反ったりしないように注意します。
3. ブリッジ(Bridge)
①仰向けで膝を立て、足を肩幅に開きます。
②息を吐きながら腰をゆっくり持ち上げ、肩から膝まで一直線にする。
③2~3秒キープし、ゆっくり元に戻る。
④10~15回を1セットとして行う。
※ポイント: 腹筋とお尻の筋肉を意識して使います。
4. バードドッグ(Bird Dog)
①四つん這いの姿勢をとります。
②右手と左足を伸ばし、体がぶれないようにキープ。
③3~5秒キープし、元に戻る。
④左手と右足で同じ動作を行う。
⑤各10回ずつ行います。
※ポイント: 動作中に背中が反らないように意識する。
【注意点】
①過度な負荷は避ける: 成長期の子どもに過剰なトレーニングを課すと、逆にケガのリスクが高まります。
②痛みがある場合は中止: 腰や他の部位に痛みが生じた場合はすぐに中止。
③姿勢の意識: 日常生活やスポーツ中も良い姿勢を保つことで、腰椎への負担を軽減できます。
腹圧のトレーニングとともに、体全体の柔軟性や姿勢の改善にも取り組むと、より効果的です。定期的に行えば、分離症のリスクを減らすだけでなく、スポーツパフォーマンスの向上にもつながります。
ハレノヒでは分離症による痛みの軽減とトレーニング方法をお伝えしています。

【年末年始のお休み】
12月31日(火)〜1月5日(日)
ハレノヒでは上記期間をお休みさせていただきます。
お休み期間中に頂いた、LINE、メール、留守番電話メッセージに関しましては、1月6日(月)より順次お返事させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
総合治療院ハレノヒ 院長有水
こんにちは。訪問マッサージを担当しています、山本です。
自分は休みの日にウォーキングなどの運動をするようにしているのですが以前よりも日常生活で疲れやすいなと感じることが増えてきました。
ウォーキングよりも少し強度をあげて体力をつける方法で、かつ継続しやすい(キツすぎない)運動を探していたところいいものがあったのでご紹介します。
それは3分早歩き、3分ゆっくり歩くを繰り返す「インターバル速歩」というものです。
人間、運動を何もしていないと二十歳を超えてから少しずつ筋力が落ちていきます。(10年で5〜10%落ちるそうです)
筋力低下→疲れやすくなる→すぐ疲れるので活動量低下→更に筋力低下というふうに悪循環になってしまっている高齢者がすごく多いなと感じます。
なので今回の方法は50代以上の方にすごくおすすめです。
ウォーキングをしているという方は結構いて生活習慣病予防には効果あるのですが、ゆっくり散歩程度のウォーキングをしても体力をつけることはできません。あくまで体力をつけるということに関してですがよく言われている「一日一万歩」を目標に歩いてもあまり効果がないことが研究でもわかっています。
体力をつけるには自身の最大体力の60%くらいの運動強度が必要らしく、のんびり歩くが30〜40%。歩き始めて5分くらいで動悸がして20分ほどで汗ばむくらいだが一緒にいる人と軽い会話ができるくらいの速さで歩くが60%くらいの強度だそうです。
そこでインターバル速歩というものに辿り着きました。
自分はまだ若いのでもう少し強度をあげてランニングとゆっくり歩くを5セットずつ合計30分行っています。
最近感じているのは日中の眠気がなくなったことと、慢性的にあった腰痛が軽減されたということです。
当然運動なので全身の血流がよくなります。腰痛にも効果があるだろうなとは思っていましたが、これから冬場にかけて腰痛が出やすい時期になるので体力をつけながら腰痛も軽減され良かったと思ってます。
ぜひ皆様も興味があったら始めてみてください。
こんにちは。
鍼灸師の長谷川です☺
当院には、妊活でご来院くださっている方が多くいらっしゃるのですが、ご来院いただくまでの間に鍼灸を受けようか迷ったというお話を伺うことがあります。
ですので、今日は妊活に鍼灸が効果的な理由についてお話ししてみようと思います。
簡単にまとめると、以下のような理由があげられるかと思います。
1. ホルモンバランスの調整
鍼灸は自律神経の働きを整え体内のホルモンバランスをサポートします。
生理不順や排卵障害といった妊娠に影響を与える要因の改善が期待されます。
2. 血流の改善
鍼やお灸によって血行が促進され、子宮や卵巣への血流が改善されると考えられています。
その結果、子宮内膜が厚くなるなど妊娠しやすい環境が整いやすくなります。
3. リラックス効果とストレス軽減
鍼灸にはリラックス効果があり、ストレスで緊張した身体がゆるみます。
ストレスは妊娠に影響を与える大きな要因の一つと言われており、ストレスを軽減することで妊娠しやすい体質に導くことができます。
4. 身体に優しい自然な方法で安心
鍼灸は薬を使わないため、副作用のリスクが低く、体に優しい自然な方法で体質改善を図ります。
病院やクリニックでの不妊治療に通いながら鍼灸も併用される方も多くいらしゃいます。
5. 東洋医学的な体質調整
東洋医学では、身体のしくみを「気」「血」「水」といったエネルギーのバランスで考えます。
鍼灸によってこうしたエネルギーの流れを整え、妊娠しやすい体づくりをサポートすることができます。
妊活中の方にとって、鍼灸は自然で体に負担が少なくかつ効果が期待できる方法として注目されています。
迷われていらっしゃる方々の参考になれば幸いです😊
こんにちは。訪問マッサージ担当の山本です。
今日も前回に引き続き鍼灸師ならではの話をしようと思います。
皆さんは美容鍼という言葉聞いたことありますか?
美容鍼とはその名の通り美容目的でする鍼のことで従来の肩こり腰痛といった治療目的の鍼とは若干目的が違います。
美容鍼は体に刺す場合もありますが、その多くを顔に刺します。
顔に刺すというと初体験の方は皆さん痛そうとゾッとした顔をします(笑)
沢山刺すので全ての鍼の痛みが0とはいいません。刺す場所によってはチクッとした痛みがでることもありますが初めて受けた方に聞くと殆ど痛みを感じないと言って頂けますし、施術中寝られてしまう方もいます。
理由としては、髪の毛ほどの鍼を使用しているので鍼がとにかく細いんです。注射針より細いので予防注射等苦手な方でも問題なく受けられます。
鍼を行い、細胞に微細な傷をつけると本来持っている再生能力によってコラーゲンエラスチンなどの肌を若々しく保つ成分を出してくれます。また血流を促進して乱れがちな肌のターンオーバーを整え、むくみ、しわ、二重顎、乾燥、くま、くすみ、肌荒れなどを改善が見込めます。(効果には個人差があります)
ヒアルロン注射やボトックス注射といった外部から成分を入れる物とは違って、本来持っている美しさを引き出す施術とも言えます。
施術後から目がすっきりして視界がクリアになったり翌日の化粧ノリが良くなったりと効果実感は直後から早く感じていただけると思いますが、効果をより感じたいようでしたら継続して施術を続けることをお勧めしています。
理由としては美容鍼は1回で劇的に効果を出すものではなく、綺麗に歳を重ねるための施術だと思っているからです。
未来への投資だとも言えますね。
もし今、お肌の悩みがあるようでしたら5年後10年後にその悩みが酷くなる場合が多いので今のうちからケアをしていくことをおすすめします。
こんにちは。
今回はオスグット病についてお話させていただきます。
ハレノヒの院長の有水です。
オスグット病(Osgood-Schlatter disease)は、主に成長期の子供や青少年に見られる膝の障害で、特にスポーツ活動が活発な男の子に多く見られます。この病気は、膝の前面にある脛骨の隆起部分(脛骨粗面)に痛みを引き起こします。以下では、オスグット病の原因、症状、診断、治療法、予防法について詳しく説明します。

1. 原因オスグット病は、膝の関節を支える筋肉と腱が成長段階にある脛骨粗面に過度のストレスを与えることによって発生します。主な原因は以下の通りです。
・スポーツ活動:特にジャンプや走る動作が多いスポーツ(サッカー、バスケットボール、陸上競技など)では、膝に繰り返し負担がかかります。
・成長期: 成長期において骨が急速に成長するため、筋肉や腱がそれに追いつかず、脛骨粗面に強い引っ張りがかかります。
・体格:身体が大きくて筋肉が発達している子供では、特にリスクが高くなることがあります。
2. 症状
オスグット病の主な症状には以下があります。
・膝の痛み: 膝の前面(特に脛骨粗面)の痛みが主な症状です。痛みは運動中や運動後に悪化します。
・腫れ:膝の前面が腫れたり、触れると敏感になることがあります。
・動作の制限:膝を曲げる動作や階段の昇降、しゃがむ動作が困難になることがあります。
・発熱や赤み:重度の場合には、膝が赤くなったり、軽い発熱を伴うこともあります。
3. 診断
診断は、主に以下の手順で行われます。
・問診:痛みの部位や運動歴、症状の経過などを詳しく聴取します。
・身体検査: 膝を直接触診し、腫れや痛みのある箇所を確認します。
・画像検査:必要に応じてX線検査を行い、骨の変化や異常を確認します。(病院の場合)
4. ハレノヒの施術方法
・整体:まずは施術で痛みの緩和と歪みを整えていきます。基本ここである程度改善すると思います。
≪セルフケア≫
・アイシング:痛みや腫れを和らげるために、氷や冷却パックを患部に当てます。
・ストレッチと筋力強化: 症状が改善したら、膝周りの筋肉の柔軟性を高め、強化するためのストレッチや軽い運動を行います。
・サポーター:膝を安定させるためのサポーターやテーピングが効果的です。
・安静:痛みがある場合は、運動を休むことが重要です。
≪病院の場合≫
・鎮痛剤・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛剤を使用して、痛みを軽減します。
5. 予防法
再発を防ぐためには、以下の予防策が効果的です。
・適切なウォームアップ:スポーツ前に十分なウォームアップを行い、筋肉をほぐしてから運動を始めることが重要です。
・トレーニングの調整: 運動量や負荷を調整し、急激な負担をかけないようにします。
・筋力トレーニング:太ももや膝周りの筋肉を強化するトレーニングを行い、膝への負担を軽減します。
・ストレッチ:運動後に十分なストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つことが大切です。
6. 結論
オスグット病は成長期の子供に多く見られる膝の障害ですが、適切な治療と予防策を講じることで、症状を軽減し、再発を防ぐことが可能です。特に、運動を行う際は、自分の身体の状態を理解し、無理をしないことが重要です。症状が続く場合や痛みが強くなる場合は、早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが推奨されます。