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シーバー病(セーバー病)成長痛のお話し

こんにちは。
総合治療院ハレノヒ、院長有水です。

今日はシーバー病(セーバー病)成長痛のお話をさせていただきます。

 

成長期の子供たちに特有の症状として知られる「成長痛」。その中でも「シーバー病」は、かかとの痛みを伴う疾患としてよく見られます。運動をする子供に多く、適切な対処をすることで症状を和らげることが可能です。今回はシーバー病の原因や症状、対策についてお伝えします。

【シーバー病とは?】
シーバー病は、医学的には「踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)」と呼ばれる疾患です。主に8~14歳頃の子供に発症し、特に運動を活発に行う子供に多く見られます。成長期の子供の骨は柔らかく、成長軟骨と呼ばれる部分があるため、繰り返しの衝撃や負荷に弱い特徴があります。この軟骨部分が炎症を起こし、痛みを引き起こすのがシーバー病です。

◎主な症状
かかとの痛み:歩行時や運動後に強く感じることが多い。
かかとの腫れや圧痛:押すと痛みを感じる。
動きの制限:痛みのために運動を続けられない場合がある。
症状は片方のかかとに現れることもあれば、両足に起こることもあります。特に、ランニングやジャンプなどの繰り返しの動作をするスポーツをしている子供に多く見られます。

◎シーバー病の原因
成長軟骨への負担
子供の骨は成長の過程で未成熟な部分が多く、特に踵(かかと)では骨とアキレス腱が接続している成長軟骨が負担を受けやすいです。

◎運動の影響
サッカー、バスケットボール、野球、陸上競技など、足に強い負荷がかかるスポーツをしている子供は、踵に過剰な衝撃がかかることが原因になります。

◎靴の影響
クッション性の低い靴やサポート力が不十分な靴を履いている場合、衝撃が直接踵に伝わりやすくなります。

◎対策と予防
休息を取る
痛みを感じる場合は運動を中止し、足を休めることが最も重要です。運動後にかかとが痛む場合、氷で冷やして炎症を抑えると症状が和らぎます。いわゆるアイシングです。無理をして運動を続けると症状が悪化する可能性があります。

◎ストレッチと筋力強化
アキレス腱やふくらはぎのストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つことで負担を軽減できます。また、体幹や下肢の筋力を強化するトレーニングも予防に役立ちます。

【最後に】
シーバー病は成長期に起こりやすい一時的な症状ですが、適切な対応をすることで痛みを軽減し、子供の健やかな成長をサポートできます。運動や日常生活に支障をきたさないよう、子供の声に耳を傾け対処していきましょう。
ハレノヒではシーバー病の施術を行っています。どこに行っても良くならない方、一度お試しください。

 


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