豊橋市｜総合治療ハレノヒ｜不妊・頭痛・肩こり・美容鍼

女性　30歳

 

主訴

妊活

手足の冷え

疲れやすい

肩こり

胃痛

 

随伴症状

生理痛、生理時の胃痛が出ることがある。

経血量が多いと生理痛が強くなる

 

2017年2月初診

妊活を意識するようになってから、不妊治療を行っているクリニックに通院を始めたが、数回通院後クリニックをお休み。

ハレノヒにご来院された時はクリニックでの検査を全て終えられてない状態。

タイミング指導を1度受けたが、その後通院をお休み、排卵検査薬を使いながらのタイミングを行っていた。

基礎体温をつけていて、低温・高温と2層に分かれるがガタガタしていることもあるとのこと。

冷え症のため、靴下を2枚履きしているとの事でしたが、締め付けによってより冷えを促進してしまうことになるので、中止してもらうようアドバイスを行いました。

脾が弱っていること、血の巡りがあまり良くない状態にあったので、それらを補い、また血の巡りをよくするようなツボを使いながら施術を行い、ご自宅でも三陰交や血海などのツボにお灸を行って頂いておりました。

 

ハレノヒに来院するようになり10ヵ月ほど経った頃、妊活のために鍼灸治療に来るのがストレスになっているとお話しして下さいました。不妊治療、妊活でのストレスの軽減・解消のために来て下さっている方は多くいらっしゃいますが、頑張る！という気持ちが大きくなり辛く感じてしまう方もまれにいらっしゃいます。

信頼して下さっているからこそ、今思っているお気持ちを私たちに伝えて下さったのだと思います。

ですので、一度、鍼灸治療をお休みすることをご提案しました。お休みをして、もう一度鍼灸治療を取り入れた妊活をしてみようと思えたら、お電話くださいね。お灸をすることが生活の一部になっていれば、続けていただければいいし、それが苦になっているのであれば、お家でのお灸もお休みしちゃいましょう。とお伝えさせて頂きました。

 

2018年10月から鍼灸治療を再開

下記の様に状況が変化しておりました。

生理痛がとても強くなり婦人科へ受診した所、チョコレート嚢胞が見つかったとの事。チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症の1種で、子宮内膜のようなものが卵巣に出来てしまう疾患で、排卵がしずらくなり不妊の原因ともなります。また、詳しく検査を行ったところ、左の卵管の詰まりも発見されました。チョコレート嚢胞の手術後、経過を見ながら体外受精にて不妊治療を行うことになったそうです。

以前は不妊治療のクリニックに行きたくない気持ちが大きくストレスになってしまっていたが、妊娠しずらい原因がはっきりと分かったこともあり、前向きな気持ちで通院できている。自分の身体の状況が分かり、体外受精も病院で勧められ、受け入れることができた。とおっしゃっていました。

 

採卵時の排卵誘発での副作用がとても強く出ており、肩～手のこわばりがあり、生活が不自由。排卵誘発を長期に渡り行うことで女性ホルモンの状態が変動し起こっている状態でした。

鍼灸治療で子宮や骨盤内の血流を上げるほか、こわばりの軽減も行いました。

採卵・胚培養も順調に進み、胚盤胞凍結も行うことが出来たそうです。

 

採卵後、胚移植に向けてお身体を整える鍼灸治療を行いました。ご自宅のでお灸も行ってもらいました。

採卵から3周期明けて胚移植を行ったところ、無事に陽性判定をもらえたとの事です。

1回目の胚移植でのご懐妊でした。

 

 

現在はマタニティケアとして月に1回ほどお身体の状態を見させて頂いています。

胎動が始り、お腹も少しふっくらし始めました。これから月を重ねるごとにまあるくなっていくと思うと温かい気持ちになります。

始めてご来院頂いた時はまだ20代でしたね。根気よく通って下さいました。

ご出産までマタニティ中の不調を鍼灸で取り除き、サポートさせて頂きます！