野球に多い肩のケガと解説
こんにちは。
総合治療院ハレノヒ、院長の有水です。
本日は野球選手の肩の障害(痛み)についての解説をします。
① リトルリーガーズショルダー(上腕骨近位骨端線障害)
好発年齢:10~15歳(成長期の投手や捕手に多い)
原因:繰り返しの投球動作で、肩の骨の成長線(骨端線)にストレスがかかる
症状:投球時の肩の痛み、ボールが投げにくい、力が入らない
検査:レントゲンで骨端線の拡大が確認できる
治癒期間:投球中止+リハビリで2〜3か月程度が目安
② 野球肩(肩腱板炎・インピンジメント症候群)
好発年齢:中学生~大学生、社会人(10代後半~30代)
原因:投球で肩の腱板や関節包が炎症を起こす。フォーム不良や過度な投球数が関与
症状:投球時や投球後の肩の前方・上方の痛み、肩が「引っかかる」ような違和感
検査:MRIで腱板損傷や炎症の確認。徒手検査(インピンジメント徴候など)も有効
治癒期間:軽症なら2〜6週間、腱板損傷があると数か月かかることもある
③ SLAP損傷(肩関節唇損傷)
好発年齢:高校生以上~社会人野球選手
原因:繰り返しの投球動作で関節唇(肩の受け皿の軟骨)が損傷
症状:肩の奥の痛み、投球時の「抜ける感じ」や不安定感、可動域の低下
検査:MRIや関節造影MRIで診断。徒手検査(O’Brienテストなど)も行われる
治癒期間:保存療法で3〜6か月、重症例は手術+半年以上のリハビリが必要
④ 投球障害肩(広義の総称)
好発年齢:小学生~プロまで幅広い
原因:肩甲骨や体幹の使い方が悪いまま投げ続けることで、筋肉・腱・関節に過負荷
症状:投球時の痛み、肩の可動域制限、球速低下
検査:MRIやエコーで炎症・損傷確認。肩甲骨の動きの評価も重要
治癒期間:軽症は数週間、反復性や重度では数か月以上
【まとめ】
小中学生に多い:リトルリーガーズショルダー
中高生〜社会人に多い:野球肩(腱板炎・インピンジメント)
高校生以上で注意:SLAP損傷(肩関節唇損傷)
いずれも「投げすぎ」「休養不足」「フォーム不良」が背景にあり、早期の対応が大切です。
【ポイント】
・早めに投球を休止して、医師の診断を受けること。のうえで、リハビリ・フォーム修正・体幹トレーニングを取り入れると再発予防につながります。
ハレノヒでも痛みの対しての施術を行っています。
一度お試し下さい。
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「総合治療院ハレノヒ」
住所 〒440-0026 愛知県豊橋市多米西町2丁目5-3
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